宅建 NAVI > 権利関係 民法 > 所有権:共有物の分割
権利関係 民法所有権:共有物の分割
ここでは共有物の分割について解説します。
スポンサード リンク
各共有者は、いつでも、共有物の分割をすることができます。
分割の方法というのは協議で決めるのが原則ですが、協議が調わないときは、裁判所に分割を請求できます。
ちなみに、建物の分割を例に挙げると、この場合分割というのは難しいです。
なぜなら、建物を半分に分けるという訳にはいかないから。
このような場合、裁判所は建物を競売にかけ、そのお金で分割することもできます。
また上記の場合以外に共有者は、期間5年以内なら、分割しない特約をすることができます。
この契約は、更新することもできますが、更新後の期間も5年以内であることが規則です。
一つ問題を出しましょう。
〜問題〜
Aさん、Bさん、Cさんの3人が、建物を共有している場合、裁判による共有物の分割では、Aさんに建物を取得させ、AさんからBさん・Cさんに対しては、適正価格で賠償させる方法によることは許されない。
○か×か考えたらスクロールしてください。
【解答】 ×
【解説】これは許されます。
おわかりになったでしょうか?以上が所有権の分野となります。
備考:宅建において、この分野は重要度が高めです。
スポンサード リンク
自分に合った宅建学習法を選ぼう
■独学&短期合格を目指す(⇒詳細はこちら)なかなか宅建の勉強をする時間が取れない方や、できるだけお金をかけずに合格したい方にオススメです。
■通学で直に学ぶ(⇒詳細はこちら)
講師の方と実際にわからない点などを直接やりとりしながら着実に宅建の勉強したい方や、独学ではちょっと不安がある、という方にオススメです。
■通信講座で自宅で学ぶ(⇒詳細はこちら)
時間や通学の手間などを気にせずに、自分の生活スタイルに合わせて宅建の学習をしたい方にオススメです。