民法に強くなりたい!と思って必死に勉強しても
なかなか点数が取れるようにならない。
そういう場合、
細かいところに気をつけすぎているという罠に
陥っている可能性があります。
よくある例として、
民法の条文などにまで手を出して覚えようとする行為。
これは弁護士になるためになら必要なことかもしれませんが、
こと宅建の試験に合格するためには特に必要ではありません。
では、どのようにすれば民法の問題を
うまく解いていくことが可能となるのでしょうか?
まず、民法は一般論に通じているので、
「常識的に考える」ことがまず1つのコツと言えます。
そしてもう1つの民法のコンセプトとして、
「弱者を強者から保護するための法律」
というものがあります。
基本、売り手より買い手の方が弱いわけですから、
買い手保護が主軸であると覚えておきましょう。
ただし例外として、
買い手の方にも落ち度が認められる場合はそれを考慮し、
売り手と天秤にかけて”常識的に考えてみる”ことが必須です。
自分の場合に置き換えて、
もしこういう状況になったらこうなってくれないと困る!
という感性を軸にして問題を解いていけばいいと思います。
試験まで残り少しの日数しかありませんし、
いまさら法律を深追いしても効果はほぼ無いでしょう。
それよりも、先述した考え方のもと、
過去問をひたすら解いていく実践あるのみです。
がんばって下さいね。