1.土地を共有する者は、他の共有者の承諾なく、自由にその持分を譲渡することができる。
2.共有建物に不法占拠者がいる場合、共有者は、単独でその者に対して、明渡請求をすることができる。
3.A、B、Cが共有する建物(A、B、Cのそれぞれの持分は、1/6、1/6、2/3とする)を賃貸する場合、AとBがその賃貸借契約締結に賛成すれば、契約を締結することができる。
○か×か考えましたら、画面をスクロールして解答をチェックしてください。
【解答解説】
1.○
各共有者は持分を自由に処分することができる。
2.○
保存行為として、単独でできる。
3.×
賃貸借契約の締結は、管理行為に該当するが、これをなすには持分の過半数の賛成を必要とする。AとBの持分を合わせても2/6、つまり1/3であるため、Cの2/3には届かず、過半数であるとは言えない。