宅建試験対策問題:第68回

1.遺留分とは、一定の相続人が必ず相続財産の一定割合を相続できるように保障する制度で、これは被相続人による自由な財産の分配と、相続人の最低限の財産を相続したいという思いのバランスをとった制度である。

 

2.遺留分権利者である相続人と遺留分の割合は、直系尊属のみが相続する場合は4分の1で、それ以外の場合は3分の1となる。また、兄弟姉妹には遺留分は保障されていない。

 

3.法定相続人が配偶者Aと子Bだけである場合、Aに全財産を相続させるとの適法な遺言がなされた場合、Bは遺留分権利者とならない。

 

○か×か考えましたら、画面をスクロールして解答をチェックしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答解説】

1.○

まごうことなき遺留分の解説です。

 

2.×

後半部分は正しいのですが、前半の数値が間違っています。正しくは4分の1は3分の1が、3分の1は2分の1が正解です。

 

3.×

子Bも遺留分権利者となります。

タイトルとURLをコピーしました