1.人は、出生によって権利能力を取得するので、胎児は権利能力を有しない。
2.未成年者は、法定代理人の同意なくしては、自己の所有する不動産を売却することはできない。
3.未成年者は、法定代理人の同意なくしては、他人からの贈与を拒むことはできない。
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【解答解説】
1.×
胎児は、原則として、権利能力は有しないが、例外的に、不法行為に基づく損害賠償請求、相続、遺贈に関しては、出生を条件としてではあるが、権利能力が認められる。
2.○
未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。
3.○
未成年者は、単に権利を得ること、すなわち、贈与を受けることは単独でできるが、贈与を拒絶することはできない。