強迫とは、他人を脅して畏怖させることをいいます。
強迫について覚えることはたった一つです。
それは、いかなる場合でも意思表示の取り消しが可能である!
以上です。
「えっ?そんな覚え方でいいの?」
そう思った人もいるでしょう。
では、以下の過去問を見てください。
「Aが、Cの強迫によって Bとの間で売買契約を締結した場合、Cの強迫をBが知らなければ、Aは売買契約を取り消すことができない。」
○×形式の問題なのですが、答えはわかりますか?
正解は、×、です。
なぜかというと、Bが知らなければ、というところが間違っています。
どんな場合においても、意思表示の取り消しが可能であるのが強迫です。
こまごま覚えるよりは、こうやって楽に覚えてしまいましょう。
宅建というのは、力の入れ方をコントロールして学習することが大事だと考えていますから。