ここからは、建築基準法の分野に入っていきます。
まず、この建築基準法、はたしてどういったものなのかということなんですが、簡単に言えば、建築に関する項目に最低基準を定めて、暮らしやすい世の中を作りましょう!ってことです。
そして、建築基準法の内容は、大きくわけて3種類となっています。
①単体規定
これが、全国にある個々の建築物の敷地、構造および建築設備について規制を加えるものです。
建物がある限り全国どの場所でも適用されるのが特徴です。
②集団規定
これは集団的に立ち並ぶ建築物の相互間の調整を図って、原則として、都市計画区域および準都市計画区域内の建築物の敷地、構造、建築設備に関して規制を加えるものです。
宅建主任者試験でも頻出分野なので、しっかり理解していかないといけません。
③制度規定
代表的なものとして、単体規定や集団規定が守られているかチェックする、建築確認制度が建築協定があります。これにもほかにさまざまな制度があります。
このサイトでは主に集団規定について解説します。