この分野で私が大事だと考えたのは、「契約の種類別にしっかり理解・暗記すること」。
結構いろいろな契約があり、頭の中を整理しないとゴチャゴチャになりそうです。
基本的に、契約の成立は、申し込む側と承諾する側の意思が合致したときに成立します。
しかし、例外もたくさんあります。
例えば、引渡しを必要とするもの。
引渡しとは、商品などの物を相手に渡すことを意味します。
この引渡しが必要なものとして、使用貸借契約があります。
これは、契約の目的となっている物を相手側に渡したときに初めて成立します。
また、契約によっては許されないものもあります。
公序良俗に反する場合、強行法規に反する場合がそうです。
具体的には、賭博をする契約、極端に利子の高い契約などがそれにあたります。
以上をまとめた下記が、私が考えた要点になります。
・原則的に契約は、意思の合致によって成立する!
・契約には、引渡しなどといった、ある条件が必要なものも存在する!
・公序良俗、強行法規に反する契約は無効!
基本的な概要はこれぐらいに考えておいて、あとは問題演習をこなせば、宅建合格に近づくと考えます。